LEDの種類も最近は豊富になってきました。
そこで今日は代表的なものを紹介します。
上段は左から白色パワーLED6Wタイプと3Wタイプ
下段は左から3mm砲弾型・5mm砲弾型・5mm砲弾型・8mm砲弾型・FLUX(フラックス)広角型・FLUX型
LEDテールランプ等自動車用LEDではメジャーな砲弾型や角型のFLUXタイプです。
FLUXタイプは4本足で放熱性に優れる為、ハイパワーなものが多いです。
画像のFLUXLEDはそれぞれ日亜化学の「RAIJIN」です。
同じ「RAIJIN」というLEDですが、LEDのレンズ部分の形状が異なります。
左のタイプはレンズがフラットになっているので光りを幅広く拡散させます。
対して、右のタイプはレンズによって光りの広がりを80°におさえるタイプです。
パワーLEDとフラックスLEDの比較です。
パワーLEDはその名の通り強烈な明るさです、一般的に出力1W以上のLEDをさします。
このシチズン電子製の6WLEDは横にある日亜化学RAIJIN「30個」分の明るさです。
パワーLEDはLEDチップ自体がすごく密集していますのでかなり発熱します。
適切な放熱対策が必要ですが、可能性を秘めたLEDです。
その他、よく耳にする種類では「SMD」「チップLED」というものがあります。
SMDは「Surface Mount Device」=「表面実装部品」と呼ばれるもので、もともとLEDの長い足がありません。
主にチップマウンターと呼ばれる産業用機械で基板に実装する為のものです。
SMDのチップLEDは薄くコンパクト設計なのでサイズを要求される箇所に向いています。
例として「LEDテープ」「携帯電話の照明用基板」「自動車用LEDバルブ」などです。