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2014.03.11 19:31

試作機・LEDの研磨

今まで手作業でLEDのレンズを削っていたのですが、もっと精密に速く仕上げられる工具?機械?を試作してみました。


CNC化すれば色々活躍しそうです。


3mmのLEDを咥えています。1発でLEDが適正位置に来るようにチャック(コレット)を改良しています。


このような感じで削ります。3mmLEDは米粒より小さく手作業で削ると、どうしても削る深さや角度にムラが出てしまい前々から気になっていた工程でした。


2012.11.26 17:42

球切れ警告灯キャンセラーの製作・ワンオフ製作

LED化するとメーターパネル内に球切れ警告灯が点灯する事があります。
これはLEDが省電力な為、車体側が電球が切れてしまったと誤検知してしまう現象です。
車両によっては球切れ警告灯が光るだけではなく、「全てのランプが付かない」という現象もあるようです。
今回はそのような車種のLED化(アメリカ車)に対応する為に、球切れ警告灯キャンセラーのワンオフ製作です。

国産車ではないので、バルブの規格が異なります。
・国産車(T20):ストップ21W/スモール5W
・アメリカ車(GE3057):ストップ27W/スモール7W

最適な抵抗値を計算し、取り寄せました。

本題はここからです。
このキャンセラーは発熱します。
本来電球を光らせるエネルギーを熱として使っているからです。
キャンセラーには大まかに2タイプあります。
・セメント抵抗
・メタルクラッド抵抗

・セメント抵抗は安価で種類が豊富です。発熱量はメタルクラッド抵抗より若干大きいです。
・メタルクラッド抵抗はセメント抵抗よりも高価です。抵抗の表面を金属で多い、固定ビス穴が開いています。放熱性を若干向上させています。

今回使用したのはセメント抵抗です。

放熱の為にLSIクーラーと複数のアルミ材をCNCで削り出しました。
さらにアルミ製の小型電動ファンをアルミ板にはめ込みしています。
このはめ込みは接着剤やビスを使わずに1/100mm単位の寸法公差を利用したものです。


放熱問題をクリアする為に様々な車両状態を想定して温度計測テストをしています。
・夜の渋滞時、昼間の渋滞時、アイドリング時等・・・
様々な車両状態を想定するのは、使用状態によってキャンセラーの発熱量が変わる為です。


完成したキャンセラー

今回の1台分は全部で10個。


発熱量の大きいストップ用は小型電動ファンを埋め込む事で放熱性をクリアできました。
特にスモール・ストップのキャンセラーは適切な放熱処理をしないと、抵抗がとても高温になり破損します。
DIYで取付される方はご注意ください。
2012.04.14 17:01

基板の製作風景

半田付けの信頼性をさらに向上させる為、
基板のパターン形状をバージョンアップしています。

いずれの基板もとても良好です。











2011.08.26 16:42

R33のカプラー形状について

R33スカイラインのテールランプのカプラー形状は2種類のタイプがあります。
GT-R後期モデルだけ、リアフォグがあるので形状が異なります。
その他のモデルはみな同じカプラー形状です。
大きく黒い2本の模様が入っているカプラーが後期GTRです。

ラインナップ商品の「QJ-C30xmc」モデルは後期GTR用の為、標準で後期GTR用のプラグとなります。
もしプラグ形状を変更したい場合はご注文フォームの備考欄からお伝え下さい。


****About the shape of the plug of GTR33. ****
Please look at images.
Big plug is "KOUKI" and small is "ZENKI "
"KOUKI" is a minor change model, and it is a model from whom reverse light on the driver side is changed to a rear fog.







2011.07.28 16:45

破損したテールランプの修理④・R34

最後のビス穴の修復です。

右側の穴の大きな部位が不具合箇所です。


切り取ります。




ドナーのランプから同部位を切り取り溶着します。




ビスで問題なく固定可能です。


修理完了です。


2011.07.27 17:10

破損したテールランプの修理③・ER34

溶着補修後の様子です。
溶着とは金属の溶接のように母材同士を溶かして再度結合させる方法です。





裏側の様子です。
ヒビの端部や、力のかかる部位は当て板で補強する事により強度を増しています。






補修完了と思いきやビス穴も1箇所破損していました・・・
2011.07.26 17:11

破損したテールランプの修理②・ER34

前回の続きです。
破損してしまった箇所の破片が無い部分もあるので、ドナーの部品取りランプから部分的に移植する方法で再生します。

割れてしまった箇所を切り取ります。






移植部分の仮合わせをします。


2011.07.25 17:39

破損したテールランプの修理・ER34

2年程前に購入いただいたお客様より修理の依頼です。
テールランプが割れてしまったので修復していきます。

結構割れてしまっているものの、ボルトとレンズは無事でした。








2011.06.23 17:07

R33テールランプ

R33テールランプの分解した状態です。
バックランプ部分に浸水跡があり、反射板が錆びてしまっています。

こういったケースはR33テールランプではとても良くあります。







2011.06.01 13:04

LEDの不具合

LEDの初期不良です。
LEDの光る部分(素子やチップといいます。)に電気を流す、ワイヤーが1本ありません。画像の中央部分を見比べてみてください。

ごく稀なケースなので参考までに掲載しました。


こちらが不良品。


こちらが良品。


比較画像です。

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